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2017.09.03
朝鮮民族の美16
書堂図
(しょどうず)

朝鮮朝(李朝)500年を通じて、最も優れた画家は誰かと問えば、多くの人は金弘道(1745~1806)と答えるだろう。
朝鮮朝の18世紀は、社会が安定し生産力の向上し、多様な文化が花開いた時代であった。
金弘道(キム・ホンド)はこうした時代を背景に、絵画のみならず、書や詩、または音楽と多様な才能を伸ばし、正祖(22代朝鮮王)にその才能を愛されて、数々の名作を残した。
まず、この有名な「書堂図」を見られたい。
先生の前でいたずらが過ぎて、先生の机の下にある竹の鞭で力いっぱいぶたれたのであろう。
それを本を読むふりしながら見て、笑いをこらえている子供たちの表情が可愛らしい。
のびのびと勉強できる社会へと変わったのである。
先生の近くに冠を付けている子供がいるが、豊かな家の故に、早婚させられ一人前とされた子供なのである。
社会の活気と矛盾が反映されている。
(しょどうず)

朝鮮朝(李朝)500年を通じて、最も優れた画家は誰かと問えば、多くの人は金弘道(1745~1806)と答えるだろう。
朝鮮朝の18世紀は、社会が安定し生産力の向上し、多様な文化が花開いた時代であった。
金弘道(キム・ホンド)はこうした時代を背景に、絵画のみならず、書や詩、または音楽と多様な才能を伸ばし、正祖(22代朝鮮王)にその才能を愛されて、数々の名作を残した。
まず、この有名な「書堂図」を見られたい。
先生の前でいたずらが過ぎて、先生の机の下にある竹の鞭で力いっぱいぶたれたのであろう。
それを本を読むふりしながら見て、笑いをこらえている子供たちの表情が可愛らしい。
のびのびと勉強できる社会へと変わったのである。
先生の近くに冠を付けている子供がいるが、豊かな家の故に、早婚させられ一人前とされた子供なのである。
社会の活気と矛盾が反映されている。
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