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2013.07.19 夕日と雲 9
     夕焼小焼で 日が暮れて

     山のお寺の 鐘がなる
    
     お手々つないで 皆かえろ

     烏と一緒に 帰りましょう

  全国の子供たちに愛唱されたこの歌は、

  今から90年前、1923年(大正12)発表された。

  作詩者の中村雨紅が第3日暮里小学校に勤務していた

   若干22歳ときの詩である。
 
  都会の学校に勤務する雨紅には、この詩を創る原風景があった。

  ふるさとは山深い村、南多摩郡恩方村、

  現在の八王子市上恩方町で育った。

  子供のころいつも、西山に沈む夕日が赤く染まる光景が眺め、
  
  近くのお寺からご~ん、ご~んと鳴る鐘の音を聴いていた。

  このような牧歌的情景が雨紅の心に焼きついた。
 
  また、勤務していた日暮里の小学校から、郷里への往き帰りに

  真っ赤に染まる夕焼を眺めていた。

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  雨紅の心の底に焼きついた情景は
 
  全国何処にでもある普通の牧歌的な田舎の風景だった。
  
  夕焼に染まる頃、あちこちの村から「夕焼小焼で日が暮れて」の

  歌声が聞こえてきたであったろう、

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  東大和市が北多摩郡大和村(大正8年)であった頃、

  富士見通りから富士山が見えたように、

  この村の田園からも夕日を見ることが出来た。

  野原で遊んでいた子供たちが「夕焼小焼で日が暮れて」と

  唄いながら家路につく情景が目に浮かぶ。

  






2013.07.16 夕日と雲 8
  「夕日」という題名の童謡がある、

  彼方ならなら次の歌詞をリズムつけて唄えますか?

     ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む

     ぎんぎんぎらぎら日が沈む

     まっかっか空の雲

     みんなのお顔もまっかっか

     ぎんぎんぎらぎら日が沈む

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     ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む

     ぎんぎんぎらぎら日が沈む

     烏よお日追っかけて

     まっかに染まって舞って来い

     ぎんぎんぎらぎら日が沈む


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    1921年に発表されたこの歌の作詞者、

    葛原しげる(1983~1961)は、広島県福山市出身で

    師範大学を卒業後、九段精華高女をはじめ

    郷里の高校校長など、生涯を教育者としてすごした。

    その間、約4000編近い動揺を作詞した。

    地元の人たちからニコピン先生と呼ばれたが、

    子供はいつもニコニコピンピンと願い

    自らもそうありたいと願っていたので

    ニコピン先生と呼ばれることを喜んだ。

    夕日が沈む風景は、昔も今も変らないが、

    はたして、今の子供たちは、

    こんな夕日を見れば、どんな歌を思いだすだろうか?
2013.07.12 夕日と雲7
  猛烈な暑さがつづいている。

  誰もが、一雨降ってほしいと願っているとき、

  雨雲が竜の姿になって発生し、

  夕立が降るのではないかと期待させた。

  そのとき、太陽が言った

  「腹の黒い雲が竜の姿に変え、

  人間どもの期待にこたえて、

  雨を降らせようと企んでいるようだが、そうはさせない。

  人間どもは、自分たちだけの欲望を満たすために

  ただひたすら便利さを追及して、

  どれだけ、地球環境を破壊・汚染させたか?

  しばらくは、この猛暑で人間どもを反省させるのだ!

  腹の黒い雲は、人間どもに同情せず、

  しばらく、腰を折って静かにしていろ!」

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  太陽の怒りの声が終わった、ちょうどそとき、

  便利で快適なモノレールが通過していった。

  7月10日の夕日と雲のドラマであった、
2013.07.11 夕日と雲6
  夕日は美しい光景を創りだし、

  夕焼けを見る人の心に、

  いろいろ感じさせるものがあるが、

  夕日だけの光景は、変化にとぼしい。

  しかし、夕日に雲が加わると

  突然に、変化に富んだ面白い光景を創り出す。

  不思議な光景や、神秘的な光景も

  夕日に雲が加わって創りだされるものだ。

  猛暑の続く、今日この頃の

  夕日と雲が織りなす空模様をご覧ください。

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  猛暑日となった、7月9日に撮ったものであるが、
  
  少しでも涼しい気持ちになってもらえれば、、、

 
2013.07.07 夕日5
  昨日掲載した夕日が、西山に沈む瞬間を撮った・、

  この時の空は、濃いオレンジ色であったが、

  夕日が完全に没すると、

  山付近の空模様がピンク色に染まり、

  その上空は薄い空色に変わった。

  空全体は明るくなったようだ。

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  なぜ、日没と共に空の景色が変わり、

  一時、明るくなるのだろうか?

  不思議な美しい眺めであった。
2013.07.06 夕日4
  昼の太陽が夕陽(夕日)に変わるとき、

  ハッキリとした境界があるのだろうか?

  日常、あまり気にしないことであるが、

  次の写真を見ながら、フっとそんなことを考えた。

 
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  昼の太陽と夕陽の間に境界線が

  あるようでない、ないような?
  
  論理的に説明できるなら、教えてほしい。
2013.07.05 夕日3
  5月14日、夕陽が西山に傾きかけたとき、
 
  オレンジ色の美しい光景を見せていた。

  今日は夕日に映える大空が見られるのではないかと

  わくわくしながら写真を撮りつづけたが、

  夕陽が雲の中に隠れると、幕が下ろされたように、

  空全体が暗くなってしまった。

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            クリック画像拡大
  
  自然、特に気象は人間の思いのままにならない。

  人間が気象を思いのままにあやつる時代がくるだろうか?

 

2013.07.04 夕日2
  昨日の「夕日1」は、5月8日に撮影したものであった。

  この日、太陽が沈んだ後の空の光景が次の写真である。

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  タイトルを夕日ではなく、「夕日に映える空」、

  あるいは、「夕日に染まる大空」とすべきかも、

  それにしても、この空の色をなんと表現すればよいのだろうか?
2013.07.03 夕日1
  梅雨入りしてから、夕日を見ることが少なくなった。

  それでも、美しい夕日を見ることが、何日かあった。

  梅雨入り前、5月初旬から最近まで撮った写真の中から、

  よく撮れたと思っている写真を2枚づつ、

  何回かにわけて掲載する。

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  心が癒される光景ではなかろうか、

  もう少し、コメントを書き入れたいが言葉が出ない。 
  梅雨に入った6月中、富士山が姿を見せたのは

  世界文化遺産に登録が決まった、22日の午前中のみであった。

  その日の朝、すぐさま写真を撮り、

  「今朝の富士山」のタイトルでブログ記事を発信したが、 

  まさか、その日に決まるとは全く予想もしなかった。

  夜のニュースで驚いたり、感激したり、

  それにしても、梅雨の季節に、

  世界遺産に決まったその日だけ、姿を見せるとは

  偶然だろうか、富士山の不思議であろうか?

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  ユネスコの世界遺産委員会から祝福の

  王冠が被せられたように、富士山に笠雲がかかっていた。


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  世界文化遺産に決まった日の富士山、

  貴重な写真を撮ったものだと自負している。