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  大岳山(1267m)は、玉川上水駅周辺から見ると

  奥多摩を連なる山々の中で最も目立つ山である。

  太陽がこの山の付近に沈むようになると

  「ダイヤモンド富士」ではないが、

  「ダイヤモンド大岳山」が見られるのではないかと、

  数日間、カメラを構えて待機したのであるが、

  残念ながら天候に恵まれず撮れなかった。そのうちに、

  太陽の沈む位置が大岳山から北にだんだん離れていった。

  「ダイヤモンド大岳山」の撮影を諦めた数日後、

  不思議な光景を目にした。

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  大岳山の横に太陽が沈むと、山と雲との間に溶鉱炉が出来、

  まるで、溶岩流が溢れだすような光景をつくりだした。

  すると、そこに天上から照明器具が降りてきて

  明かりを放ったである。

  太陽はすでに下に沈みかけているのに、

  この明かりは一体どこから放たれるのか?
  この日、黒い雲に隠れた太陽が

  姿を見せる状況では全くなかった。

  ただ、雲のすき間から顔を覗かせるのではないかと、

  わずかな望みにかけて、カメラを構えて待った。

  しばらくすると、黒い雲の中から

  ささやくような不満の声が聞こえてきた。

  「地球上の人間どもは

   宇宙の中で太陽だけが大事なもので、

   太陽以外は必要ないかのように、

   日の出だ、夕陽だ、御来光だ、

   ダイヤモンド富士だ、太陽神だとか

   朝から晩まで、年から年中

   太陽、太陽を持ち上げ騒ぎたて、

   マスコミのカメラは太陽にだけに向けられている!」

  また、別の黒い雲の中から、

  「そうだそうだ、人間どもは日照りがつづき、

   旱魃になり、水不足になったときだけ

   大変だ、大変だ雨を降らせてくれと

   おれたち雲を望むが、それも瞬間的で

  、日常は迷惑な存在だと思っていやがる、

   まったく腹立つよ!」

  その隣にあった薄い雲の中から、

  「今日は、おれたちが太陽の丸い顔を歪めて、

   おれたちも太陽より威力を持っていることを、

   人間どもに見せつけてやろうではないか!」

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  最後に声を出した白い雲から

  「これだけでは、人間どもは

   おれたちの威力を信用しないから

   丸い顔を少しだけ歪めて、

   顔色も夕日の色を白く塗りつぶそう!」

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  上のような光景を見ていると、雲の中から聞こえた声が

  真実のように聞こえる。

  神秘的な光景や、不思議な光景は、必ず雲がからんでいる。

  いろいろな変化する雲の存在があって、

  太陽の有難み、尊さ、神聖な存在となりうるのだろう。
2013.06.22 今朝の富士山
  6月22日(土)、朝起きて、窓から外をながめると

  久しぶりに富士山が顔を見せていた。

  何日ぶりだろう、ずいぶん永い間富士山を見ていなかった。

  梅雨に入り、しばらくは富士山は見られないと諦め、

  また、週末は台風が近かずき大雨が予想されていた。、

  そのため、今日もじめじめした天候だろうと思って、

  起きてみると、さわやかな、すっきりした天気に驚き、

  富士山の姿を見てまた、びっくりの今朝であった。

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  今日の富士山は、世界文化遺産に登録される日が近づき、

  晴れ舞台の日になって、曇りや雨では絵にならないので、

  前もって、その晴れ姿・雄姿を見せてくれたのかもしれない。

  
  富士山が突然噴火した、

  最初、花火かと思ったが富士山の噴火だった。

  1回の噴火だったためか、誰も気がつかなかったようだ。

  何事もなかったように思われたが、しばらくすると、

  噴火の火が雲に燃え移り、富士山上空が燃えだした。

  たちまちのうちに、空全体が火の海となった。

  火の勢いがまし、地球を燃えつくすのではないかと、

  日本はどうなるのか、地球は大丈夫なのか 
  
  心配が次々と頭をよこぎる、、、

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  上の写真をみながらこんなストーリーを考えてみたが、

  あり得ないことであろうか?

  富士山の噴火はこれから起こりうるが、

  雲が燃えるような光景は見られないだろう、

  実際にこの神秘的な光景を見たときは、

  霊厳な気持ちと恐怖感がはしった。

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  富士山の噴火は絶対に起こってほしくないが、

  人生の終わりまでに、もう一度こんな光景を見たいものだ。 
  何か一言、発したいのであるが言葉が出ない。

  まず、この光景をご覧下さい。

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  雲と夕陽によって、何とも表現できない光景だ、

  自然が創り出した見事な「芸術作品」ではないだろうか?

  この「芸術作品」を見る幸運に恵まれたのは、
  
  玉川上水駅周辺の東大和市富士見所から

  夕陽の落ちる風景を撮りつづけていた、自分だけ、、、
 
  と思うと、なんだか嬉しい気持ちになった。
 
   太陽が西の山に沈む頃になって、
 
   ばらばらに浮遊していた雲が、少しの浮雲を残し、

   太陽の向ってに弓なりに集中した。

   そして、太陽を山との間に挟み、

   宇宙空間に巨大な芸術作品を作り上げた、、

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建造物、絵画、彫刻等人間が創りだす芸術の中には

   歴史的に有名な作品も多い。

   しかし、自然は人間社会では想像すら出来ない、

   超特大級の芸術作品を次から次へと創りだす。

   この神秘的な光景も、自然が創りだした瞬間的な作品である。

長期間展示できないないのが残念である。
           
2013.06.12 神秘的な光景8
  不思議である、

  なぜ?

  どうして、このような光景が生まれるのか?

  本当に不思議である。
            
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  まるで奥多摩の山並みに王冠を被せたような光景に見えるが

  雲がどうしてこんな形になるのか?

  夕日が花火のように光を放つのはどうしてか?

  考えてもわからない.

   辞書でも調べようがない、

  ともかく、不思議で、神秘的である。

奥多摩には大小さまざまな山が連なっている。

日本百名山に上げられる雲取山をはじめ、鷹ノ巣山や大岳山等は

登山愛好家にはよく知られている。

これらの山は比較的に高く聳え、天気の好い日は、

玉川上水駅周辺からもハッキリ見ることができる。

しかし、ケーブルで登れる御岳山や日の出山、

高水三山、御前山、三頭山、川苔山、浅間山等奥多摩の

低い山々は、高い山の影に隠れ、あまり見ることが出来ない。

ところが4月のある日、これらの低山がくっきり浮かび上がった。

この日、黒い雲が大きくかかっていたが、奥多摩方面だけは開け、

雲の中から射し照らされた、低山だけがその姿を見せたのである。

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雲からでた太陽が西に傾く頃になると、

低山はいつの間にか、影にかくれ、

後ろに控えていた雲取山、鷹ノ巣山だけが浮かび上がった。

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快晴の日でも見ることの出来なかった、奥多摩の低山の山並みを、

この日、初めて見たような気がする。

次にまた、このような光景を見る機会があるだろうか?
 
  天界と地上界の間に夕陽が割り込み、見事に天地を二分させた。

  どうして、このような現象が起きるのか?

また、見ることが出来るだろうか?
 

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  専門家は説明できるだろうか?

  ただただ、神秘的である。
  突然、雲の天井が破れて夕陽がもれだした。

  最初にもれた場所の雲が燃えだし、不思議な光景となった。

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  自然現象は人間の想像をはるかに超えて

  神秘的な模様を創りだす。 
  6月に入って、富士山はまだ姿を見せていない。

  ブログの記事になる、富士山の光景は当分望めそうにない。

  それで、いままで撮った写真の中から

  神秘的と思われるものを選んで発信したい。

  神秘的とは、人知でははかり知れない霊妙な秘密、

  普通の理論・認識の外に超越した事柄、そのようすをいう。

  つまり、人間の知恵では考えつかない不思議な光景のことである。

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  奥多摩の大岳山付近に夕陽が降りてきたときの光景、

  神秘的だとしか言葉が出ない。
2013.06.01 夕焼け
  昨夕、5月のフイナーレを飾るかのように大空が燃えた。 

  薄い雲に覆われていた空が、

  太陽が沈むとともに夕焼けとなり、

  夕闇が深まるととともに茜色に変化し、

  最後は山から大空にむけて真っ赤に燃えるように染まった。

  なんとも言いようのない光景となった。

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       5月31日 夕6時40分

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       7時3分

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       7時13分


  梅雨の時期に入ったことを忘れさせる

  神秘的な夕焼けであった。