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       新羅の金官   
     (しらぎのきんかん)

    王冠
   高さ27,5cm 径19cm 5世紀 
    ソウル国立中央博物館

 10点程知られている新羅の金冠の中で、もっとも代表的なもの。
帯輪の上に三本の樹枝形立飾りと二本の鹿角形装飾を付けた典型的な金冠と言える。樹枝形立飾りの枝は三段で、幹は広く大きく、枝の部分はやや細くなっている。
 王は外出の時、まず冠帽を被り、その外側を飾るために、冠帽の周たりに金冠をめぐらせたのである。
 この金冠と冠帽を着け、王が太陽の光の中を歩む時、57個の勾玉(まがたま)は青く輝き、133個の瓔珞(ようらく)はさらさらと音を発しながら、太陽の光を無数に反射させ、王の権威を一段と高めたであろう。
 太陽神を身近に引き寄せるものとして、黄金製の王冠は、古代から権力者の装身具として重要なものであった。
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