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 これまで、9回にわたって玉川上水駅周辺の風景というタイトルでブログ記事を書いてきたが、
その間、駅周辺の風景であるにもかかわらず、とり上げにくかった場所が1か所あった。墓である。
 お寺の中にある墓や普通の小さな墓であるならば、特別とり上げなくても思う。
しかし、玉川上水駅周辺の風景と云うタイトルつけているのに、駅西側に隣接する
広大な霊園・墓地についてまったく触れないわけにはいかない。なぜなら、駅周辺の一等地に
こんなに広い土地面積を占める霊園があるのは、全国的にもめずらしいからだ。

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                左の緑の部分が佼成霊園
 
 玉川上水駅周辺の風景9でとり上げた国立音大への道は、この広大な霊園の南端を通る。
また、拓殖大学第一高等学校、都立上水高等学校は霊園の塀一つはさんで西側にある。
高校生たちは霊園に沿って登下校する。その通学路の途中、霊園内に自由に入れる小道もある。
  
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           モノレールのホームから眺めた霊園の風景 
 
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           霊園内からモノレール駅を眺めた風景 
 
霊園の正面入り口は芋窪街道沿いにあり、佼成霊園の看板が立っている。
佼成霊園は宗教法人立正佼成会の付属施設である。    
 
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            芋窪街道沿いにある佼成霊園入り口

 立正佼成会は第2次世界大戦後、創価学会、天理教とともに急激に教勢を拡大した
新興宗教である。病院、学校、研究所、出版社など経営する巨大な宗教団体といえる。
 立正佼成会は全国組織であるため信者は全国各地にまたがっている。そのため会員の墓である
佼成霊園は亡くなった人の供養のため全国から遺家族・信者が集まってくる。
 お盆は先祖や亡くなった人たちが極楽浄土から里帰りの期間(8月13~16)である。
そのため、お盆の時期には玉川上水駅周辺は霊園にお参りする善男善女で賑わう。

 お盆の間、炎天下・猛暑にもかかわらずお参りの人々が行き交い浄土から里帰りした
霊に向って一心不乱に両手を合わせ、話しかける遺家族の姿を見ていると、
お盆の風景が霊園の原風景に思えた。

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                 霊園内の桜の木の森

 霊園入り口から正面奥に納骨堂があって、その前に庭園が造られ桜の大木で覆われている。
3月下旬~4月上旬の花見時、真っ白な桜の森となり、ここだけは霊園のもつイメージを
吹っ飛ばすかのように見事な園となる。
 東大和市内には大学は1校もない。しかし、朝のラッシュどき、
玉川上水駅西口階段から高校生にまじって大学生らしい男女若者が続々と降りてくる。
国立音楽大学の学生たちだ。

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 国立音大は立川市内の北端、東大和市南西の境界線近くに位置し、上水駅から西武線拝島方面に沿って
わずか4,5分の距離だ。通学するには徒歩、自転車、車以外、モノレールか西武線でこの駅を利用するしかない。

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 音大生の容姿は素朴で服装、髪型など概して学生らしく好感がもてる。ほとんどの学生が卒業後
学校の先生になるらしい、当然かもしれない。

 音大では学園祭のほかにオーケストラ、オペラなどのいろいろな演奏会が開かれ、一般市民に公開されている。
有料もあるが、無料が多いので音楽好きの周辺住民にとってはありがたい。
 国立音楽大学は玉川上水駅周辺の中でも欠かせない風景の一つである。
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