金銅弥勒菩薩半迦思惟像
 [ こんどうみろくぼさつはんかしいぞう]

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 高さ93,5cm 6世紀末~7世紀前期
   ソウル国立中央博物館 国宝

 三国時代を通じて最高の仏像とされるこの思惟像は、長期にわたって百済仏であるか、新羅仏であるのか、論議されてきた。
 そして近年、わが国でもこの仏像とあまりにも共通点を多くもつ京都の広隆寺の木造半迦思惟像が知られるようになり、これは新羅から倭の朝廷に贈られた(624年)、そして新羅系の豪族である秦氏の氏寺・広隆寺に収められたと日本書紀にあることから、それならば私生児のようなソウルの思惟像も新羅のものであろうと考えられてきた。
  ところが歴史的には、6世紀中葉、新興の新羅が国の総力をあげて皇竜寺を建設するにあたって、百済から仏寺建立の巨匠である阿非知とその技術集団200名を招請して、はじめて建立が可能であったのである。
 また、同時代の新羅の小仏像をみても、まだ著しく稚拙なのである。
 この点を考えながら、この思惟像を拝見すると、お顔の少年らしさや身体全体にいきいきとした生命感が充満しており、全体の彫朔的構造の巧みさ、両腕の指先に至るまでの微妙な美しさ、複雑な半迦思惟像を小宇宙のように仕上げる造形力は、わが国の彫刻史ばかりでなく、世界的にも注目すべき名作といえよう。
 仏に対する百済人の純粋な信仰と高い技術が結実した幸運な名作である。 
      面白い梅雨空

 梅雨らしい雨の日は少なく、猛暑日がつづく中、
 7月19日、関東地方の梅雨明けが宣言された。
 梅雨明けと共にますます暑さが増している。
 梅雨の時期、猛暑日がつづいた頃、
 夕日が沈む西の空は面白い空模様の連続であった。
 いろいろな空の光景を目にし、
 暑さを忘れて夢中で撮った画像、
 パラパラとご覧ください。

 梅雨空7


 画像を見ながら、しばし、暑さを忘れてくれれば、、、

       アガパンサス

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 ギリシャ語で「愛の花」という意味。
 玉川上水駅前団地内の細い通路に植えられていた。
 筆者は、これまで見たことがない珍しい花、
 もちろん花名も知らなかった。
 東大和南公園内にある「戦災変電所」の
 ボランティア花壇に同じ花が植えられていた。

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 昨年も咲いていたと思われるが、
 筆者の目に止まらなかったのだろう。
 案内版に載る説明文によると、
 南アフリカの限られた地域に咲く花であるらしい。
 日本にいつ頃から輸入されたか定かではない。
 花の色、花のつき方が「君子蘭」に似ているので、
 「紫君子蘭」という和名がついたという。

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 まっすぐにのびた茎の先に20~30、
 時には100個近い紫いろの花を咲かせる。
 葉はつやのある緑色で剣のような形をしている。

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 花言葉は「恋の訪れ」、
 若い人に好かれる花かも知れれない。
        聖徳大王神鐘
 (しょうとくだいおうしんしょう)

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   後期新羅時代 771年 慶州博物館

 朝鮮を代表する名鐘の一つ、聖徳大王神鐘を紹介しておきたい。 
 現在は慶州博物館にあるが、もともと奉徳寺(慶州市)にあったので奉徳寺鐘と呼ばれている。

 数年前までは、その荘厳な鐘の音は辺りを包み、その余韻は嫋嫋(じょうじょう)と長く響いた。 
 今は1300年の歴史を持つ、この鐘の保存を考え、鐘を撞くことを止めているという。その代わり、かっての鐘の音を録音したCDが売られている。
 聖徳大王神鐘は高さ3・3m、口径2・25m,下部の最もふ膨らんだ部分の前後に蓮華文の撞座を設け、その左右に天衣をひるがえしながら花模様の雲に乗る美しい女性の 飛天像が浮彫されている。
  この梵鐘は、世界最大級で、最も美しい音色と鐘全体の鋳造の技巧において、まさに神鐘という名にふさわしい名鐘であろう。
 鐘身の側面に千字を超える銘文が鋳出されており、新羅の景徳王と恵恭王が2代にわたり先代・聖徳王(33代)の冥福を祈り大鐘を鋳造したと記されている。
       新羅の金官   
     (しらぎのきんかん)

    王冠
   高さ27,5cm 径19cm 5世紀 
    ソウル国立中央博物館

 10点程知られている新羅の金冠の中で、もっとも代表的なもの。
帯輪の上に三本の樹枝形立飾りと二本の鹿角形装飾を付けた典型的な金冠と言える。樹枝形立飾りの枝は三段で、幹は広く大きく、枝の部分はやや細くなっている。
 王は外出の時、まず冠帽を被り、その外側を飾るために、冠帽の周たりに金冠をめぐらせたのである。
 この金冠と冠帽を着け、王が太陽の光の中を歩む時、57個の勾玉(まがたま)は青く輝き、133個の瓔珞(ようらく)はさらさらと音を発しながら、太陽の光を無数に反射させ、王の権威を一段と高めたであろう。
 太陽神を身近に引き寄せるものとして、黄金製の王冠は、古代から権力者の装身具として重要なものであった。